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英国の森は深い -AFFINITY&Linda Hoyle-

もともと「プログレッシヴ・ロック」と言うやつが大嫌いで、どこが嫌いかというと、やたらと長い演奏時間に自己満足を思いっきり押しつけられる気がするからである。

CDの存在がもはや熟成と化した90年代後半以降、気がつくとかつて「プログレ」と呼ばれていたロックのジャンルは細分化され、別の解釈がされてきた。

罰ゲームよろしく、だまされてと思いながらいくつかの「プログレ」を聴いてみた。やはり聴くに耐えうる(個人的に)モノ(大概は時間切れ)はほとんどなかったが、「ジャズロック」というジャンルのモノだけは聴ける気がした。

「AFFINITY(アフィニティ)」は英国ジャズロックなのだそうだ。でも歌と演奏のバランスが良く取れていて、当時の評価もそれなりに良かったようである。演奏は重圧気味だけれども、曲はシンガーソングライター系のニュアンスが強い(ローラ・ニーロの曲を取り上げているし)。

Affinity
Affinity
Affinity


そのバンドのボーカリストがLinda Hoyle(リンダ・ホイル)。声質は、当時ブライアン・オーガーと一緒にやっていたジュリー・ドリスコールを意識した感じ。オリジナルは相当のレア盤で(アフィニティも)、そう考えると「聴いたら名前負け」だろうと思いきや、ジャズロックバンド「ニュークリアス」をバックに伸びやかな「歌」を聴かせてくれる。本人は単に歌が好きで歌いたかっただけなのだろう。とりわけ2曲目「ペイパー・チューリップス」はオリジナル曲ながら絶品。この1曲だけで一生モノのアルバムに決定したくなる。


Pieces of Me
Pieces of Me
Linda Hoyle


at 23:02, エルエルロック, 英国ロック

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